【レビュー】炊飯器をやめた私が辿り着いた、ストウブ『ココット・デ・ごはん』の魅力と本音

米・雑穀・食品

※本記事にはプロモーションが含まれています。

日々の食卓を大切にする中で、私は炊飯器を使うのをやめ、ストウブのラ・ココット de GOHANでごはんを炊くようになりました。

炊飯器はパーツが多く、洗う手間がかかることに少し負担を感じていました。そんな時、鍋で炊くごはんが格別に美味しいと知り、思い切ってこのお鍋を購入。今では毎日のごはんを、より丁寧に、そして美味しく楽しむ大切な時間になっています。

Contents

ストウブ(STAUB)社について

ストウブ(STAUB)は、フランスのアルザス地方で生まれた鋳物ホーロー鍋のブランドです。1974年にフランシス・ストウブ氏が設立し、その高品質な製品は、当初からミシュランの星付きレストランなど、プロのシェフたちに愛されてきました。「食卓に幸せを運ぶ」という思いが込められた、ストウブの主な特徴を以下にご紹介します。

主な特徴

1. 優れた熱伝導と保温性
ストウブの鍋は、厚みのある鋳物でできており、非常に高い蓄熱性と熱伝導率を誇ります。この特性により、食材を鍋全体からムラなく、じんわりと加熱することが可能です。

2. 食材の旨味を凝縮する独自の構造
ストウブの鍋の蓋の裏側には「ピコ」と呼ばれる突起がついています。食材から出た旨味を含んだ蒸気が蓋に付着し、水滴となってこのピコを伝って再び食材にまんべんなく降り注ぎます。この独自の循環システムは「アロマ・レイン」と呼ばれ、ふっくらとジューシーな仕上がりになります。

3. 無水調理と美しい仕上がり
蓋が重く密閉性が高いため、食材自身の水分だけで調理する「無水調理」が得意です。野菜は甘みが凝縮され、肉は柔らかくジューシーに仕上がります。特にあなたが使用されている「ラ・ココット de GOHAN」は、羽釜のような丸い底の形状が特徴で、お米が対流しやすく、一粒一粒ふっくらと美味しく炊き上がるように設計されています。

4. 料理の幅を広げる多様な熱源
直火はもちろん、IH、オーブン調理にも対応しています。コンロで軽く炒めてからオーブンでじっくり仕上げるといった、料理の幅が広がる使い方も魅力の一つです。

5. 一生使える耐久性とデザイン
ストウブの鍋は、熟練した職人の手によって一つ一つ丁寧に作られています。美しいカラーバリエーションと、使い込むほどに愛着がわくシンプルなデザインは、料理を作った鍋ごとそのまま食卓に出しても様になります。

ストウブ社ホーロー鍋の注意点

  • 重い
    鋳物で作られているため、一般的な鍋に比べて非常に重いです。特に水や食材を入れるとかなりの重量になるため、持ち運びやお手入れの際に注意が必要です。
  • 衝撃への弱さ
    表面のホーローはガラス質なので、強い衝撃を与えたり、落としたりすると欠けてしまうことがあります。
  • 急激な温度変化
    熱い鍋に冷水をかけるなど、急激な温度変化を与えるとホーローのひび割れや破損の原因になります。
  • お手入れとメンテナンス
    洗う際は、金属製のタワシや研磨剤入りの洗剤は避け、柔らかいスポンジを使う必要があります。ホーローの鍋は、使用前にシーズニング(油ならし)の必要はありませんが、長く良い状態を保つためには、使用後にしっかりと乾燥させるなど、丁寧なお手入れが推奨されます。
  • 高い価格
    他の素材の鍋に比べて、価格は高めに設定されています。

★これらの点はストウブの鍋の耐久性や調理性能の高さと引き換えにあるものであり、特性を理解して適切に使えば、その真価を最大限に発揮してくれるのではないでしょうか。

ストウブ社 鍋の選び方

ストウブにはたくさんのサイズ、形の鍋があります。基本的には丸型のココット20がお勧めされていると思います。1~2人用、子供のおかずを作れる大きさです。それにプラスして他に何の鍋を選ぶかという感じかな?

例えばココットでカレーを作り、ラ・ココットde GOHANでお米を炊く。私はそんな使い方にしたかったのでココット20とココットde GOHANのMサイズ(16㎝)を揃えました。

ストウブ社 ラ・ココット de GOHAN

ストウブの「ラ・ココット de GOHAN」は、日本の羽釜(はがま)からインスピレーションを得て開発された、ご飯を美味しく炊くことに特化した鋳物ホーロー鍋です。鍋の底が丸みを帯びているため、内部でお米が対流しやすくなっています。これにより、お米一粒一粒に均一に熱が伝わり、ふっくらと美味しく炊き上がると言われています。1合炊きから3合炊きまでサイズ展開があります。使用可能熱源 直火・IH電磁調理器・ハロゲン・食洗機など。


    • S(12㎝・1合炊き):一人暮らしや、お弁当用のご飯を炊くのに便利。
    • M(16㎝・2合炊き):2〜3人家族にちょうど良いサイズ。
    • L(20㎝・3合炊き):家族が多い方や、炊き込みご飯などを作るのにも最適。

ラ・ココット de GOHANで炊飯する

炊き方(Mサイズの場合)
(1)2合(360cc)のお米を洗い約30分浸水させる。
(2)浸水した水を捨てざるに上げて5分おく。
(3)水(400cc)を入れ、蓋を開けたまま中火で加熱する。
(4)沸騰したらしゃもじで鍋肌から米を離すように軽く混ぜる。
(5)蓋を閉めて極弱火で10分炊く。火を止めて10分蒸らす。

ラ・ココット de GOHANの実際の使い心地は?

使い心地のおすすめポイント

簡単なのに美味しい
沸騰したら弱火で短時間炊くだけで、お米一粒一粒が立つ、つややかで甘みのあるご飯が炊けます。炊飯器よりお米の特徴を感じるようになりました。
冷めても美味しい
蓄熱性が高いため、炊きあがった後も保温性が持続し、おひつ代わりになります。お弁当のご飯も冷めても美味しいと評判のようです。私も少し冷めたもの、翌日食べるときのほうが美味しいと思うことがあります。
調理の幅が広がる
炊飯以外にも煮込み料理やスープなど、様々な調理に使えます。味噌汁や小腹が空いたときのスープ作りに使用しています。揚げ物に使うという方もいるそうです。

↓ インターネットの口コミ ↓

・思ったより小さく感じたが、その分扱いやすく炊き方も簡単。ご飯もとても美味しく感じるので購入して良かった。
・こつを掴むまでは水分量など苦戦したが、炊飯器も封印し毎日ご飯を炊いている。毎日使っていると重さも気にならなくなった。炊き立ての美味しさはやみつき!冷めても、冷凍にしても美味しい!
・弱火の加減でご飯が少し柔らかい時も有るが、炊き込みご飯もおこげが出来て美味しかった。
・ちょっとした煮物やスープも作れるので、Mサイズを購入して良かった。
・子供でも美味しさが分かるようで、前よりご飯をよく食べるようになった。

↓ イマイチだった口コミは? ↓

●サイズ
1人の時は良いが、使い勝手的にやっぱりMにすれば良かったと後悔した。
小さいサイズは可愛いので手に取りやすいのですが、その割に高い。コストパフォーマンスを考えるとあまり良くないかもしれません。大は小を兼ねるということで大きめにしておいたほうがいいかもしれませんね。
●ご飯の仕上がりは普通、ものスゴいふっくら炊きあがりというわけではなかった
確かにものすごくふっくらというわけでもないかも。ただ炊飯器だと、どのお米も同じ感じなのにココットで炊くとお米の個性がわかるような気がするんですよね。この辺りは好みかもしれません。

 

日常のお手入れ

使うたびにやること

炊飯後のお手入れはとてもシンプルです。

冷ます:
炊きあがった鍋は熱くなっているので、しばらくそのまま置いて自然に冷めるのを待ちます。急激な温度変化はホーローのひび割れの原因になるので注意。

洗う:
柔らかいスポンジと中性洗剤を使って優しく洗います。

拭く:
洗い終わったら、乾いた布巾で水分を丁寧に拭き取ります。特に、蓋と本体のフチ(ホーロー加工がされていない部分)はサビの原因になるので、しっかりと拭く。

さいごに

毎日の天気や湿度、水分量、どんなお米を選ぶかで結構仕上がりも違う感じですが、その違いも楽しいものです。よりご飯が好きになりおかずも魚が多くなったかもしれません。常備菜も研究したいと思っています。

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